かつて中国国内でよく知られていた自国資本の飲料リーティングカンパニーである「天府コーラ」が正式に法院(裁判所)に訴えを提起し、世界の「ペプシコーラ」の商業秘密侵害を訴えた。重慶市第5中級人民法院は、本件をすでに近日中に受理した。
原告である中国天府コーラ集団公司(重慶)(集団=グループ、公司=会社)の訴えは次の通りである。原告は「天府コーラ」の調合方法及び生産プロセスの商業秘密を有している。1994年1月、原告とペプシ社の子会社であるケンタッキー・フライド・チキン・インターナショナル・ホールディングス・インコーポレーテッド(以下、「KFC社」という)とが「合弁経営契約」を締結し、共同で投資して重慶ペプシ天府飲料有限公司(第1の被告)(以下、「ペプシ天府」という)を設立した。原告の出資には「天府コーラ」の調合方法及び生産プロセス等の商業秘密は含まれていない。1997年5月19日、KFC社は、自社が保有する合弁会社の株式をすべてペプシ(中国)投資有限公司(第2の被告)(以下、「ペプシ社」という)に譲渡した。ペプシ社は、合弁後に「天府コーラ等の国産ブランド飲料が生産量全体の50%を下回らないことを確保する」という承諾に反し、濃縮液の価格を大幅に引き上げることによって合弁会社から利益を得て、合弁会社の連続12年間の損失を招いた。2006年、原告は債務超過により、株式所有権をペプシ社に譲り、合弁会社から退いた。合弁関係が解消された後、ペプシ社側は原告の調合方法及び技術秘密を引き続き利用している。そこで、原告は法院に訴え、第1の被告であるペプシ天府が直ちに原告の所有する「天府コーラ」の調合方法及び生産プロセスの商業秘密の使用を停止し、且つ、関連技術の記録を返却する判決を請求し、その損害100万元(約1335万円)を共同で賠償し、共同で訴訟費用を負担するよう第1の被告であるペプシ天府及び第2の被告であるペプシ社に要求する。